矯正治療は、治療期間も長く、根気が必要です。
今は、つらく長く感じていても、後で振り返ると意外と月日がたつのは早いものです。
少しでも早く笑顔で装置をはずすその日を迎えられるよう、一緒に頑張ってゆきましょう。
そのためには、次のことに気をつけてください。
歯みがき
歯みがきが不十分だとむし歯や歯肉炎・歯周病を引き起こしてしまいます。
口の中に取り外しできない装置を装着している場合は、特にていねいに歯みがきをしましょう。
治療中一番大切なことです。
食べ物
ガムやキャラメルなどの粘着性のもの、あめやせんべいなどの固いものは装置を壊しやすいので
できるだけ避けてください。協力お願いします。
自宅で使う装置
取り外しのできる装置(ヘッドギア・リテーナーなど)や装置にかけるゴムを使ってる人は、
決められた方法と時間をしっかり守ってください。治療期間も短くなります。
痛み
装置のつけはじめや調節したばかりの人は、しばらく歯の浮いたような違和感があります。
2~3日すれば落ち着いてきます。
どうしてもがまんできない時は、お渡ししている痛み止めの薬を飲んで下さい。
また、食事も少し柔らかめのものを食べて下さい。
また、装置がほっぺたや歯ぐきにあって痛い時は、お渡ししているワックスを応急的に使って
できるだけ早く来院して下さい。
装置の故障
装置がとれたり、折れたり、壊れたり、ちょっとおかしいなと思ったら、すぐにご連絡ください。
通院
決められた通院間隔を守って下さい。
ご都合により予定日に来院できない場合、お早めにご連絡ください。
治療がスムーズに進み、一日でも早く治療のゴールを迎えるために、こうしたことをしっかり守ってください。
皆さんの協力度によって治療結果や治療期間に影響がでます。
ご協力お願いします。
定期検診
歯を動かす治療が終了しても気をぬかないでリテーナーをしっかり使って下さい。
せっかくきれいになった歯ならびが後もどりをはじめます。
決められた時間しっかりリテーナーを使って、終了の日を迎えるまで定期検診をきちっと受けて下さい。
ご家族の方へ
子供は大人に比べ、歯に対する関心が低いため、本人の協力はもちろん、家族の皆さんの治療に対する理解と励ましが
治療を進める上でとっても大切です。
どうか、上記の注意事項をお読みになられ、本人がいい形で治療のゴールを迎えられますよう導いてあげて下さい。
もちろん、我々スタッフも本人を励ましながら、時にはきつく指導してゆきます。
治療中に困ったことや、ご家族で解決できないことがあれば、当院スタッフに遠慮なくご相談下さい。
一緒に解決できるよう考えてゆきましょう。